風の予報モデルの追加提供について

 日ごろ、マリンウェザー海快晴をご愛用頂き誠にありがとうございます。



 このたび風の予報について、既存のWRFモデル(今まで海快晴が用いていた数値予報モデル)に加えて、MSMモデル(気象庁が予報に用いている数値予報モデル)を追加提供することにいたしました。



 それらの二つの予報数値を比較・検討することで、気象予報によって起こりうるリスクの軽減・回避に少しでも貢献することができれば幸いです。



 なお、この2つのモデルによる予報が近似している時には、信頼度が高い傾向にあり、大きく異なる時には不確定要素が大きくて信頼度が低い傾向にあると考えることができます。



 さらに、信頼度が低い傾向にある時には、直近で予報が大きく変わることが予想されますので、最新の予報を参考にすることがとても大切な状況であると言えます。



 どのような数値予報モデルでも予報には限界があります。また、ピンポイント予報は、前線の南北の数キロメートルの予報位置の違いで、風向・風速予想が大きく外れることがあります。



 そのような場合でも、地域エリアの風画像などの気象情報を参考にして頂けると、点だけではなく、面で風などの傾向を把握することができます。



 例えば、沿岸では風が弱い予想でも、すぐ沖合では強風の予想(その逆もあり)の場合が多々ありますので、面による風などの予報の傾向を把握してから、その後にピンポイント予報の数値を参考にすることがとても重要です。



マリンウェザー海快晴をよりご活用していただけますよう、さらなるサービス強化を予定していますので、引き続きよろしくお願い申しあげます。




2014年12月18日

株式会社 サーフレジェンド

代表取締役 加藤道夫

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