宮城・仙台新港ポイントの波情報をいただいている、JAPSS SURFの熊谷素子プロよりレポートが届きました。
震災当日の様子や現在の復興の様子など、レポートが届き次第、順次掲載させていただきます。
震災から8ヶ月目に、みんなが心待ちしていた、七ヶ浜が開放されました。
ここまでこれたのは、地元の皆様、七ヶ浜ローカルの皆様、仙台サーフショップユニオン、そして何よりも、宮城津波支援金にご協力いただいた皆様のお陰と、心より感謝しています。
本当にありがとうございました。
これからも宮城沿岸部の復興のために、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
さて、8ヶ月が経過した新港ポイントですが……依然、駐車場手前から進入禁止が続き、立ち入り禁止の状態です。
当然、ビーチクリーンはできず、浸食も進み、ビーチはひどく汚れています。
駐車場へ登って行く途中の道路脇の側溝が、先月の大雨であふれて決壊してしまい、斜面が崩れてしまいました。
【写真 1 】
ビーチもさらに狭くなり、ブイや瓦礫(がれき)が散乱しています。

【写真 2 】
河口側の土手もさらに波の浸食が進み、崖のように切り立っています。
【写真 3 】
中央階段も、かなり上まで波に削られてしまいました。
【写真 4 】
正面側の階段も2段目の踊り場のところまで削られ、切り立ってしまっています。

【写真 5 】
コンテナの撤去作業は、七ヶ浜から東松島へと工程通り進みました。
その後は離島、利府の作業をして新港の予定ですが、依然、仙台市側と調整中の状態です。
【写真 6 】
宮城県・仙台
JAPSS SURF 熊谷素子